唾液が無いと、飴が溶けません。口の中でいくら転がしても、溶けないばかりか、舌や頬の内側の細胞が浸透圧で縮むのか、ざらっとしてきます。いつまで経っても口の中に飴がある。というわけで、「飴でもどうぞ」と頂いても、(飴が食べれないほどのドライマウスなんですよ~)と心の中で言いながら「ありがとうございます。」といってポケットに消えます。そして、最近ではなるべく早いうちに、その飴を他の人に差し上げる。なぜなるべく早いうちかというと、時間が経つと飴の外側の包みが汚くなって、人様に差し上げる事さえ出来なくなって、ゴミ箱行きになるからです。ちなみに、飴を舐めずに噛むと、割れた飴のかけらが歯について、これも取れなくなるので、噛んで食べるのも歯に良くないですよね。でも、ときどき、べっこう飴の味が懐かしくて、食べたいなぁって思うんですよ。(かおりん)